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れいわ性加害問題 事件概要

  1. 私と加害者とされる人の関係性
    加害者とされる人は党本部職員。私の選挙指導、議員活動の相談を行っていた。
    職員Aへの指導もしていた。
     

  2. 事件前
    挙指導、選挙中の帯同、議員活動や盛岡市議選挙の流れや公選法についての確認など、仕事上のやり取りのみ。
    8月4日に加害者とされる人から「盛岡市議選で盛岡入りする際に、みさとさんと〇〇ちゃん(紫波選対)で食事に行かないか?」と電話があったが、子育ての都合で返事を保留した。
    加害者とされる人は8月9日に盛岡入りしたが、その日の午前に国会議員の秘書を、夕方に職員Aを相次いで帰した。なぜ職員Aまで帰したのか、私は抗議していた。
     

  3. 事件当日
    個人演説会。私は応援弁士、加害者とされる人は統括。

    子連れで会場に行ったが、当日は花火大会のため渋滞を回避したかった夫が仕事を早めに切り上げ子どもたちを連れて帰った。
    その際、長女が私の外靴を持ち帰ってしまったことに会場を出る時に気が付いた。
    (会場は外靴を袋に入れて持参する形式)
    加害者とされる人は半ば強引に私を車に誘導し「靴を買いに行こう」と言った。私は言われるがまま。
    ※この時の様子は盛岡ボランティアさんの証言あり。私を子供扱いして靴を買ってあげるから行こうと、二人きりになろうとしていたように見えたとのこと。

    靴を買って選挙事務所駐車場に戻った所、マイクオフ前に選挙カーが戻っていたため、加害者とされる人は「20時まで回さないのはもったいない。ここで待っていて。」と言い、選挙事務所に選挙カーの鍵を取りに行った。なぜか加害者とされる人だけが来たので、二人きりで街宣することになった。
    ※後日、なぜあの時、選挙事務所にアナウンス担当者やスタッフがいたのに同行することにならなかったのか?と盛岡選対の男性スタッフに聞いた所、加害者とされる人から「他の人は来なくていいです」と言われたとのこと。
    8月25日加害者とされる人に会った際、「実は二人きりで選挙カーに乗っている時から手をつなぎたかった」と言われた。
    20時に街宣が終わり駐車場に戻ると、加害者とされる人は「このままみさとさんの車で食事に行こう」と言ったが、私は最終日の確認を事務所でしないまま外食に行くのはおかしいと思い、事務所に行き確認をしてから二人で会食へ行った。※仕事上の付き合い。


    当初、盛岡駅内の寿司店で会食する予定だったため、盛岡駅近くの立体駐車場に車を停めた。しかしお店が早めに閉じていたため、タクシーで盛岡市内(菜園)の寿司店へ向かった。

    会食の時間は21時過ぎから22時過ぎの小一時間程度。会話は選挙の話や議員活動の話など仕事の話が中心。プライベートな話は加害者とされる人から12月に孫が生まれるという程度だった。紫波町の選挙で一緒に食事をしたことがあったが、加害者とされる人が酒を飲んだのはこの時が初めてだった。

    店を出て、加害者とされる人は菜園から中央通りのホテルへ、私は盛岡駅前の駐車場へそれぞれ向かうと思っていたら、加害者とされる人から「村上さんの車に忘れ物をしたので取りに行きたい」と言われ、加害者とされる人がタクシーを拾ったため一緒に駐車場まで向かうことになってしまい、ホテル近くのコンビニまで私の車で送ることになった。


    車内での会話の中で私は相手に対する好意を伝えたが「これからも(師弟関係での)良い関係でいましょうね」という明るい感じで話をした。
    この時の好意は恋愛関係を意味するものではなかったが、加害者とされる人から「自分もみさとさんのことが好きだが肉体関係を求めるものではない。議員には手は出さない」とすぐ反応があった。加害者とされる人は酒を飲んでいたので、話がちょっとズレたなと感じたが、「議員には手を出さない」と言っていたので、流し聞きして運転に集中していた。
    ホテル近くのコンビニに着いた時には、「お疲れ様でしたー!!明日も選挙頑張りましょう!!」と私は声を掛け、加害者とされる人はすぐに車から降りると思っていた。

    しかし、私がスライドドアのスイッチを押す間もなく、急に声色が変わり「ねぇ村上、キスしよう」と迫ってきた。加害者とされる人は普段落ち着いた声で話すが、この時は性的な行為を求めているねちっこい声に変わった。
    私はパニックになった。
    人が見ていたらどうしよう…
    議員の倫理規定に違反する行為…さっきまで私のことを応援していると言っていたのになぜ危険な目に遭わせるのだろう…
    肉体関係を求めるものではない、議員に手は出さないと言っていたじゃない
    何をどう行動するのが正解なのか、もはやわからなくなっていた。

    迫ってきている加害者とされる人は、私が知っている上司ではなく、『性的な行為を求めている男性』に変わってしまっていたため、何かで満足しないとこの状況からは逃れられない…

    何とか音だけでやり過ごそうと咄嗟に判断したが、加害者とされる人はキスを求めて接近していたので口と口が触れてしまった。


    一回目のキス後、加害者とされる人は「ちゃんとしよう」と言ってきた。私はちゃんとしようの意味がわからずにいた所、私の口の中に舌を入れていた。舌が入った反射で私も舌を動かしてしまったが、そのような行為をするつもりではなかった。加害者とされる人は自分が満足するまで続けていた。その後、満足したのか満面の笑みで「お疲れ様でした」と言ってやっと車から降りた。

    車を走らせた後に、「ちゃんとしようはディープキスのことだったんだ…あー、やられた…」 と思った。

    8月25日に会った際、加害者とされる人は「あの後、下半身が反応してしまいホテルに帰るのが大変だった」と言っていた。
     

  4. 被害後の防衛機制(被害者の身体的反応)
    私は被害後に加害者とされる人と好意的なやり取りをしていたが、なぜそのようなやり取りをしていたのか、実際の所よくわからない。
    日常生活では希死念慮やフラッシュバックなどの症状が出ていた。急に涙が出たり、叫んだり、セクハラだったと気が付くこともあったが、「これは上司からの寵愛だった」と思い込むほうが楽だったのではないかと振り返っている。
    その後、心療内科を受診し、「それは反動形成(防衛機制)だ」と医師から指摘され、心的外傷後ストレス障害の診断を受けた。
    (以下、診断書・カルテの写真参照)

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※被害者が陥る心理反応「5F反応」

  • 性犯罪被害者が、一見すると不合理な反応や行動を示すこと。

  • 性的暴行を受けている時に笑ってしまったり、行為に応じてしまうなど。

  • 5F反応は性犯罪のみならず、生存危機を脅かされた時の全般的な恐怖に対する身体的反応。

参考①

平成27年7月25日

岡山市の岡山市地域ケア総合推進センター「犯罪被害者支援を考える市民のつどい」

”NO!”と言えなかった性被害者 「性犯罪被害者の心理」大阪高等検察庁 田中嘉寿子検事

参考②

2022年3月4日

神経生理学で読み解く 性暴力被害の“凍りつき”<解説>

ポリヴェーガル理論とは 性暴力被害での“凍りつき”は恥ではない - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス

参考③

2022年6月24日

親や友人からのセカンドレイプ 性被害者の二次被害を防ぐためには

親や友人からのセカンドレイプ 性被害者の二次被害を防ぐためには - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス

れいわ新選組にコンプライアンスを求めます

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