れいわ新選組に
コンプライアンスを求めます
れいわ新選組
代表 山本太郎様
共同代表 櫛淵万里様
共同代表 大石あきこ様
副代表 木村英子様
副代表 舩後靖彦様
幹事長 高井崇志様
岩手県紫波町議会議員
元 れいわ新選組 村上みさと
公正な第三者委員会による再調査の申し入れについて
8 月11日、盛岡市議会議員選挙中に起こった性暴力について、党に報告し、ハラスメント調査が行われましたが、以下の通り、党の対応に不合理な点が多いため、公正な第三者による再調査を求めます。
記
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収支報告書から、党と以前から関係のあった弁護士事務所が聞き取りを行っていたこと。
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令和6年1月18日の聞き取り後、審議の内容は不明。被害者と加害者の聞き取りの整合性などの確認はありませんでした。
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党が聞き取りを依頼した弁護士は性被害について専門的でなかった可能性があり、聞き取り状況や、審議に被害者心理が考慮されたのか不明。
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ハラスメント調査中から「党は非を認めない。SNSにバラさない。週刊誌にリークしない。離党届は分離する。」など、被害者に不利な提示がハラスメント対策室の担当者ではない人物から行われたこと。
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被害届が出されたことを「国策捜査」と言い、被害者、警察、検察を混乱させたこと。
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「誣告罪の観点がある」と、被害届に対して党が干渉してきたこと。
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脅しのような提示、仲介議員を使って離党届を書き換えさせたことは、調査に含まれていません。(性犯罪、誹謗中傷に関連して、事情は警察も把握しています。)
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審議会のメンバーは党所属の地方議員、推薦地方議員。当時は加害者更生プログラムを行っている人物は入っていなかったと記憶しています。
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ハラスメントの調査を依頼し、被害者の救済、加害者の更生、再発防止、党の性犯罪の政策のアップデートを求めたが、いつの間にか「法的違法性の有無」に焦点が置かれていた。
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PTSDの治療中、ひとりで聞き取りに応じたため、焦点が法的違法性の有無に移っていたことに弱っていて気付かなかった。法的違法性は、不同意わいせつ罪の観点からも(嫌疑不十分は何らかの犯罪の嫌疑はあったが、起訴までの客観的証拠が足りなかった)相手にPTSDという健康被害を負わせている状況からも、違法性がないと結論付けた根拠が被害者にはわかりませんでした。
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一般的なハラスメントの概念からも、柏市議会議員選挙中に私用で電話をかけ、食事に誘うことや、二人きりで選挙カーに乗ること(盛岡選対に来なくてもいいと声をかけて鍵を取りに行った)、急に性的な行為を迫ること、選挙後「疲れたならホテルで休んでいけばいい」とホテルに誘うことは、ハラスメントに当たるのではないか。
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加害者には自分の行いを否認、矮小化する傾向があります。「相手から誘ってきたのに迷惑だ。」などと自身を被害者と位置づけていたり、「向こうもその気だった」など相手が非同意であったことを認めなかったりします。『加害者の認知の歪み』、被害者が陥る『恐怖に対する身体的反応」、医師の診断書、カルテ、相談記録などがきちんと考慮されたのか不明な点があります。
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6 月15日道頓堀街宣にて代表が、報告書には「明らかに不適切な行為であった」と書いてあることを「党内で何らかの不適切な関係性」と言ったこと、算出根拠不明の「61日間、123時間の電話相談」「第三者」という発言がきっかけで、私が嘘をついていると、私への誹謗中傷が激化しました。また、党や構成員はそれを黙認し、8月に幹事長がメールを出すまで、被害を告発した人、それに寄り添おうとした人、その家族を危険な状態に晒し、今なお誹謗中傷を続けている支持者に対して何の対策も取っていません。
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事件当時、私は党の構成員。加害者とされる人は党から業務委託を受けた職員です。職務で盛岡を訪れている際に誘われた食事の席は、職務の延長上に位置付けられること、食事の際の内容も仕事の話であり、プライベートなものではありませんでした。
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ハラスメントが起こる背景には支配関係があります。加害者とされる人は私の選挙指導を行い、盛岡市議選を仕切る人物でした。また、当時任期開始1か月にも満たない新人議員だったため、加害者は業務上信頼している人物でした。信頼はしていましたが、性的な行為をしたいという関係ではなく、酔っぱらって訳の分からない言い分を口にしていた加害者は「議員には手は出さない」と言いつつ、急に性的な行為を迫ってきました。
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抵抗できない状態、関係性の憂慮、選挙最終日前日という特殊な環境下であったことなど、ハラスメントや性暴力に専門性のある人を再調査に入れてほしいです。
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「いかなる性暴力も許さない」「あなたに降りかかる不条理に対して、全力でその最善に立つ」という党の政策の言行一致を求めます。
以上